【日刊アフリカニュース】11/16まとめ〜アフリカ開発銀行300億円規模の投資/フランス同時テロの影響で難民締め出しか〜

アフリカから飛び込んでいる可笑しな、真面目な、意外なニュースをまとめてお届けします。

未知の国のアフリカにはまだ日本人では知らないニュースがたくさん!

アフリカ大好きライター凡が独断と偏見で最新の話題をピックアップし、お届けします。


アフリカ開発銀行が、チュニジア・ケニア・トーゴへ300億円規模の開発支援へ
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※写真イメージです。photo credit: 110923 Tunisia, AfDB ink finance accords | تونس والبنك الإفريقي للتنمية يوقعان اتفاقيات تمويل مشاريع | La Tunisie et la BAD signent des accords financiers via photopin (license)

アフリカ開発銀行は、チュニジア共和国、ケニア共和国、トーゴ共和国に対して2億8,497万USドルもの開発支援を決定しました。

チュニジアでは道路インフラの近代化プロジェクト(PMIR)に投資されます。PMIRはチュニジアの内陸部の北から西に及ぶ区域に719キロに渡る道路の整備・舗装を行います。車道の幅を広げることで物流の効率化を図り、地域間の貿易を促進する狙いがあります。ケニアでは、中小企業の成長促進のために投資されます。この投資を通して、約500の仕事を生み出すと予想されています。

トーゴでは、1200名もの若手起業家(うち30%が女性)や14,200名の生産者(うち40%が女性)を対象として雇用改善や起業促進、職業訓練などに投資されます。雇用機会を生み出すことで貧困率を削減し、貧困が原因で発生する事件を現状の58.7%から49%へと減らす狙いがあります。また若者の失業率を2025年までに男性22%を16%へ、女性31.9%を22%へと削減します。中期的に約2万人(うち40%が女性 )の直接雇用を生み出し、所得が25%上昇すると予想されています。

引用元:African Development Bank Group


入国拒否!?フランス同時テロで中東・アフリカ難民排斥の流れへ。

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Photo by:金川雄策撮影

現在欧州連合(EU)では中東やアフリカから押し寄せている難民の受入れ問題に直面しています。国際難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、2015年に中東やアフリカから欧州に渡った難民・移民の数は既に80万人を超え、昨年の約4倍にも達しているそうです。それに伴いEUでは難民をなるべく受け入れようと、今後2年間で16万人の難民を各国で分担することが決まっていました。

しかし、昨日起きたフランス・パリ同時多発テロで風向きが変わりつつあります。CNNなどが、実行犯の中に難民に扮装して入国したシリア人がいたと伝えています。これまで多くの難民を受け入れてきた欧州には、難民・移民の中に今もテロリストが紛れている可能性があります。いまや欧州の難民問題は、「人道的立場から難民を受けれいるのか」、「国の治安を守るために外部者を排斥するのか」のどちらに比重を置くかを問われる、かなり複雑な問題になってきました。

テロは決して許されるべきではない行為です。しかし、ISの自爆テロへの考え方は、根本的に私たちとは異なります。なぜフランスが狙われるのかについては植民地時代まで遡り、西側諸国が中東・アフリカに対して何をしてきたかまで考える必要があります。フランスの報復攻撃により、シリアでも52人の民間人を含む900人が殺されています。戦争の現場から少し離れた日本だからこそ、客観的な目線で今の状況を直視しなければならないと思います。

引用元:asahi.com


それぞれより詳しい情報が知りたい方はぜひ引用元をクリックして見てください!

今回のパリ同時テロの犠牲者の方々にはご冥福とパリの平和を祈っております。またテロや報復攻撃の犠牲となったイラク、レバノン、ロシア、シリアなどすべての方々のご冥福をお祈りします。1日でも早い平和を願って、私たちもできることをやりましょう。

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