【日刊アフリカニュース】11/19まとめ〜アフリカ人富豪No.1は資産2兆円越え/帳消しから増加に転ずるアフリカの債務状況〜

アフリカから飛び込んでいる可笑しな、真面目な、意外なニュースをまとめてお届けします。

未知の国のアフリカにはまだ日本人では知らないニュースがたくさん!

アフリカ大好きライター凡が独断と偏見で最新の話題をピックアップし、お届けします。


アフリカ人富豪ランキング2015が発表。トップの資産は2兆円越え!

World Economic Forum on Africa 2011

Photo by:wikipedia

フォーブス誌が11月18日、「アフリカの富豪50名(Africa’s 50 Richest 2015)」を発表しました。ナイジェリアのダンゴード・グループ(Dangote Group)を率いるアルコ・ダンゴートCEOが、167億USドル(約2兆610億円)の資産を保有し、5年連続の1位でした。タンゴート氏は、モザンビークの経済と同規模の資産を保有していることになります。日本人ではソフトバンクの孫正義社長と同規模程度です。タンゴート・グループは貿易を中心に、精糖や製粉、セメント、石油、ガス、運輸、銀行等の分野に展開するコングロマリット企業です。ただナイジェリアの通貨ナイラの下落や、ダンコート・セメント株価の下落が原因で昨年より約50億ドル減少したとのことです。

2位はダイヤモンドの採鉱から流通、加工、卸売までを一貫して手がける南アフリカのデビアス社のニッキー・オッペンハイマー会長です。資産額は66億ドル(約8,150億円)とのことです。続いて3位は、南アフリカの衣料品大手ペプコー社のクリストフェル・ウィーゥ会長でした。経済の停滞や原油安の影響で資産を減らす富豪が多い中、過去12ヶ月で資産を10億ドル以上増やしています。

TOP10内にナイジェリアから2人、南アフリカから3人がランクされており、アフリカの経済大国の強さがうかがえます。アフリカは全体的に貧しいイメージが先行していますが、経済が発展する共にビリオネアが増えてきています。1位のダンゴート氏は、1977年に創業しアフリカ最大級の会社を作り上げ、2008年にはナイジェリア人で初めてフォーブス誌の長者番付にランクインするまでになりました。最近は停滞気味のアフリカ経済ですが、ここからの巻き返しに期待ですね。

引用元:フォーブス


10年前の帳消しから一転、アフリカの債務が再び増加傾向へ。

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Photo by:WSJ

今から10年前の2005年6月、G8財務相会議においてアフリカ諸国18カ国が抱える債務を全額(約400億ドル)を免除されることが決定しました。ロックミュージシャン「U2」のボノ氏らの働きかけや商品相場の好況もあり、結果的に総額が1,000億ドル以上の債務が削減されました。しかし、ウォールストリートジャーナルによると、通過安と商品相場の急落が重なり、アフリカの一部の国では債務が再び増加傾向にあるそうです。

西アフリカに位置するガーナはGDP比82%の債務を抱えていましたが、05年の債務減免措置で約半分にまで減免されました。石油やカカオ、金などの主力商品を輸出し、ユーロ債として総額37億5,000万ドルを調達しました。しかし、商品相場が下落し、今や債務は同73%に戻り増え続けています。格付会社フィッチ・レーティングスによると、ガーナの債務返済費は今年の歳入の約40%を食いつぶす見通しだそうです。ガーナの経済成長率は、過去5年間の平均8.6%を大幅に下回り、3%程度になっています。同時に、ガーナの通貨セディは、ドルに対して年初来16%下落しました。

この現象はガーナに限らず、モザンビークやザンビアなどアフリカ大国のあちこちで見られるそうです。IMFは10月、サハラ以南アフリカの今年の経済成長率の見通しを2%下げ、3.75%としました。これは過去6年で最低にあたります。アフリカから手を引いている投資家はほとんどいないそうですが、これまで以上に資金調達が困難な状況になる中、各国の政府が誤った政策を行わないよう注視していく必要がありそうです。

引用元:WSJ


以上、話題になったアフリカ関連ニュースでした。

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それではまた明日!

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