【日刊アフリカニュース】11/22まとめ〜新興企業が仕掛けるモバイル決済システム/西アフリカ各地でテロ・襲撃事件が発生〜

アフリカから飛び込んでいる可笑しな、真面目な、意外なニュースをまとめてお届けします。

未知の国のアフリカにはまだ日本人では知らないニュースがたくさん!

アフリカ大好きライター凡が独断と偏見で最新の話題をピックアップし、お届けします。


登録者1億人へ!南アのスタートアップが展開するモバイル決済システム。

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Photo by: WSJ

2009年に創業した南アフリカのスタートアップ企業「MFSアフリカ」が開発したモバイル決済プラットフォームが、アフリカ大陸の通信大手数社に採用されました。その中には英ボーダフォン・グループ傘下でアフリカ最大手のMTNグループ、インド通信大手バルティ・エアテルなどが含まれています。世界銀行によると、2014年に外国からサハラ以南アフリカ諸国への送金額は前年比2.2%増の329億USドルであったと推計しています。また、今後3年間で年平均2.7%成長すると予想しています。

通信会社と契約し、その決済システムに登録する人同士では、銀行為替に相当するメッセージを相手の電話番号に送り、その取引を暗証番号で確認することで、互いの口座に送受金できる仕組みとなっている。(WSJ)

ガラケーでも簡単に行えるMFSアフリカの決済システムには、現在アフリカ17ヶ国、5,500万人が登録しています。登録者は昨年から2,000万人増加し、来年半ばには1億人に達すると見込まれています。技術革新によって家族への送金をより安く・簡単にすることで、アフリカからの出稼ぎ労働者を手助けしようと多くの企業が殺到しています。MFSアフリカはその首位に立ってます。

MFSアフリカの創業者で最高経営責任者(CEO)のダーリ・オクージョウ氏は、ベナン出身の出稼ぎ労働者でした。彼らの成功によって、南アフリカはアフリカ大陸におけるモバイル決済の革新拠点として急浮上しています。GSMAによると、2014年にサハラ以南アフリカ地域の月間モバイル送金額が100億ドルを上回ったそうです。モバイルを活用した新たな金融サービスが、現在のアフリカビジネスの潮流となっています。

引用元: WSJ


パリ同時テロ後、ナイジェリア、カメルーン、マリで過激派組織による事件が次々と発生。

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photo by: asahi.com

パリ同時テロの後、過激派組織が勢いずく可能性があるとの報道がありました。今それが現実のものとなっています。イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が関与されていると考えられている自爆テロが17,18日にナイジェリアで、22日にカメルーンで起きました。また20日には国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系武装勢力「アルムラビトゥン(Al-Murabitoun)」の犯行とされる襲撃事件が起きました。

11月20日、アフリカの西部に位置するマリ共和国の首都パマコの高級ホテル「ラディソン・ブル(Radisson Blu)」に、武装グループが約170人を人質に立てこもる事件が起きました。軍によって実行犯2名が殺害されましたが、宿泊客など19人が犠牲になりました。犠牲者の中には ロシアの貨物専門の航空会社「ボルガ・ドニエプル」の職員6人や中国のインフラ建設大手「中国鉄建国際集団」の社長など3名が含まれています。最近マリでは武装集団などによる襲撃事件が度々起きていました。ホテル襲撃後、イブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)大統領は全土に10日間の非常事態を宣言しました。

マリの治安当局筋は、ホテル襲撃に関与した疑いのある容疑者の行方を追っていると発表しています。フランスがISへの爆撃を強めている結果、シリアでは無関係な民間人が多く犠牲になっています。これ以上世界各地で悲しみの連鎖が広がないことを祈るばかりです。

引用元:AFP


以上、話題になったアフリカ関連ニュースでした。

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それではまた明日!

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