軽井沢スキーバス転落事故とマンガ「リミット」から生きるということは何かを考えさせられた。

連日、先日起きた軽井沢スキーバス転落事故が報道されています。
長年にわたって蓄積された高速バス業界の疲弊度が危惧されます。

今回のバス事故を聞いた時、漫画「リミット」を思い出した人も多いのではないでしょうか。
僕もその1人です。
ふとAmazonプライムビデオを見てみると、突然オススメにドラマ版「リミット」が。

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これは何かの縁だと思い、再生したのが最後。
一気に物語に引き込まれて、全12話を一気見してしまいました。

『リミット』は、すえのぶけいこによる日本の漫画作品並びにそれを原作としたテレビドラマ。クラスの頂点のグループに所属して要領の良い生活を送っていた主人公が、ある事故を期にそれまでの日常生活から放り出されてサバイバルに巻き込まれる物語。(Wikipedia

改めて見てみると、今回のバス事故を連想させるところもあり背筋が凍りました。
2013年のドラマですが、この頃からバス業界のブラック度は問題視されていたんですね。

物語の本質はバス事故とは関係ありません。
あくまで極限の状態にある高校生たちを描いた物語です。

信用とは何か、友達とは何かを考えながら、
時には怒鳴りあい、時には殴り合いながら、生き抜こうとします。

この様な状態を見ていると「72時間の壁」のリアルさを実感させられます。
少ない物資で過酷な環境を長く生きられるほど人間は決して強くはないのだということを。

72時間の壁:災害で救出を待つ人たちの生存率が急激に低下し、災害医療分野で生死を分けるタイムリミットとされる。72時間は一般に、人間が飲まず食わずで生き延びられる限界とされる。(コトバンクより)

ドラマ版では女優さんたちの迫真演技と煽り立てる音楽がリミットの世界へ視聴者をグッと引き込んでいきます。
最近話題の女優である土屋太鳳や山下リオが出演していたのには驚きました。

個人的なMVPは山下リオの演技ですね。
心に闇を抱える少女を見事に表現されています。

少しネタバレですが、最後には数人の生徒が助かります。
救出された後を軽く描いて、希望に向かって進むシーンで終わります。

でも最近の事故の影響もあり、その裏に多くの生徒の犠牲があった事実が頭を離れません。
物語では触れられていない亡くなった遺族の描写は残念ながらありません。
話のテーマがそこではないので仕方はないのですがね・・・。

とにかくも非常に面白く考えさせられる物語であることは間違いありません。
マンガ版もドラマ版も見ましたが、どちらもオススメです。

マンガの方が全6巻なのでサラッと読めます。
しかもKindle版では1巻は無料なので、とりあえずダウンロードをオススメします。

すでにAmazonプライムの人は上記の通り無料でドラマが見られます。

最後の「誰かと未来とつながるために ただ精一杯 前に向かって生きよう」という言葉はやはり重くのしかかります。
生きてる限りどこで事故に遭うか、災害に遭うか、事件に巻き込まれるかはわかりません。
そう考えると寿命を全うできるというのはモノ凄いことのような気もしてきます。

世界のどこかで失われる命がある中、自分はこの瞬間を生かされている。
そのことに感謝しながら、一所懸命生きていこう!なんて思いました。

高速バスは非常に手軽で便利なサービスです。
ただそれがねじ曲がった業界の上で成り立っているのであれば意味がありません。

私事ですが実は前日、この「リミット」を車中で見ながら、志賀高原へスキーに行ってきました。
(縁起が悪い?けど次が気になって途中で止められないドラマが悪い!)
何事もなく帰ってこれましたが、運転手同士が「最近抜き打ちが多くて困るんだよなー」と話していたのが非常に印象的でした。

長く続いている業界の体質を変えるのは簡単なことではないのかも知れません。
けどこれ以上罪のない命が失われないよう、早急な対応をお願いしたいものです。


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